竜宮音秘の調べ・神響き、天岩戸開きの祝いの神楽歌

竜宮音秘(大和富士)ブログ|BLOG

日本の国旗・日の丸が象徴するもの

  • 2010年10月30日 09:45
  • Posted by Yamatofuji

日本の国旗である日の丸には、二元性が統合された姿が象徴されています。
そしてそれは、霊(ひ)ノ元・日本の象徴、霊峰富士が持つ、二元性を統合させる働きが象徴されていると言ってもいいかも知れません。

日章旗である日の丸は、白地赤丸で表されています。
中心の赤丸を赤玉と言い、白地の部分を白玉と言います。

赤玉は、神道の一霊四魂で言うと、和魂(幸魂と奇魂)にあたります。
女性原理である、愛を表しています。
一方、白玉は、一霊四魂の荒魂にあたります。
男性原理である、力を象徴しています。
神の持つ二つの働きである、愛(女性原理)と力(男性原理)が、赤玉と白玉で表されており、二つが統合された姿、すなわち、力に裏打ちされた愛が、日の丸に象徴されています。

赤玉はもちろん、太陽の象徴でもあり、神道の御神名で言うと、天照大御神(アマテラスオオミカミ)にあたります。
これに対して、白玉に象徴されるのは月であり、御神名で言うと、天照大御神と同じ三貴子の中の月読命(ツクヨミノミコト)にあたります。
太陽と月、日月、昼と夜、光と闇を統合した姿が、日の丸に象徴されています。

日の丸にはまた、源氏と平家のことも象徴されています。
源氏はミナモトの氏と書き、平家はイワト(平=一八十)の家と書きますが、源氏と平家の源平合戦とは、単に日本のある時代にあった、二大勢力による争いと言ったようなものではありません。
霊(ひ)ノ元・日本における、二元性の対立というものを、型として演じる役割を担ったのが、源氏と平家であり、源平合戦でした。
二元性の対立という型は、日本においては、源氏と平家で表されており、地球規模・世界全体の中では、スメラである日本と、イシヤであるユダヤで表されています。

小学校の運動会で、赤組と白組の紅白に分かれて争うのは、源平合戦がルーツだとも言われており、平家は赤旗、源氏は白旗で戦いました。
平家は官軍を名乗って赤地金丸を使い、源氏はそれに対抗して、白地赤丸を使いました。
源氏が勝利を収めて日本統一を果たしたことにより、その後、日本を治める歴代の将軍達は、源氏と同じ白地赤丸を用いるようになったとも言われています。
日の丸においては、赤玉が平家を、白玉が源氏を象徴しています。

昔から、紅白は、おめでたいとされていますが、紅白を合わせ持つ働きが日の丸に象徴されており、赤と白を混ぜ合わせると、ピンク、つまり、桜色になります。
富士と桜は二つで一つであり、霊(ひ)ノ元・日本の象徴である霊峰富士と、その守り神とされる、木花之佐久夜毘売(コノハナノサクヤヒメ)の働きが、日の丸には象徴されています。
富士も桜も、二元性が統合された美しい姿を表しており、それは、言ってみれば、大いなる和の心である大和心の象徴と言ってもいいかも知れません。

日の丸には、大和心を持った私達大和民族が住む、日出る神国・日本の真の姿というものが、見事に表現されているように思います。
古来、日本人は、太陽をお日様・お天道様と崇めて、太陽を崇拝しながら、懸命に生きて来ましたが、日本人の中にある太陽信仰が、よく表されていると感じます。

また、十七条憲法において、「和を以って貴しとなす」と定めた聖徳太子が、隋の煬帝に送った手紙の有名な一節、「日出る処の天子・・・」という、我が国を表す表現や、飛鳥時代に、倭国から、日ノ本を意味する日本という国名に変えたと言われていることなど、大和心を持った日出る神国・日本を表す国旗としては、他には考えられないくらい、日の丸は見事な国旗であると思います。

21世紀に人類の意識が飛躍的進化を遂げ、新たな黄金文明を迎える時、その中心的役割を果たすのは、大和心を持った、私達日本人なのです。
地球の新たな黄金文明、花咲く都は、ここ日本から始まります。
地球が大変革の最中にある今という時代において、世界を導く希望の光として、日の丸・日本が、その本領を発揮していく時代が、これから訪れようとしています。

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