竜宮音秘の調べ・神響き、天岩戸開きの祝いの神楽歌

竜宮音秘(大和富士)ブログ|BLOG

あらゆる否定を無くする

  • 2010年11月 2日 20:20
  • Posted by Yamatofuji

私達は、あらゆる否定を無くする事を、天から求められています。
あらゆる否定を無くしていく事が、心の成長であり、魂の進化とも呼べるものなのです。

もし、神という表現を使うなら、この世に存在しているものは全て、神により創造されたものであり、そして、神により生かされています。
ですから、この世に存在している何かを否定したとしたら、それを創造し生命を与えている、神そのものを否定したのと同じ事になります。

また、森羅万象の全ても、神により営まれていますので、一切の出来事には必ず、神の意図・許可が入っています。
こんなことはありえない、あってはならないと、どんなに思えるような出来事であったとしても、神の許し無しには、何事であろうとも、絶対に起こる事は出来ません。
ですから、森羅万象の何かを否定したとしたら、それを営んでいる神そのものを否定したのと同じ事になります。

何故それがこの世に存在し生かされているのか、あるいは、何故そのような出来事が起きるのか、という本当の意味は、万物を創造し生かしている神にしか分からない事であり、私達人間の小さな頭では計り知れない事なので、分からない事は分からない事として認め、否定しない事が大切になります。

この世に存在するもの全てが、神の顕れなので、神の顕れを否定する事は、神そのものを否定する事と同じ事になります。

ある神示の中には、「全てを許せ。神が許しておるのに、そなた達が許せんというのはおかしい。」という、神の御言葉があります。
本当にその通りであり、神が許しているものを、私達が許せないというのは、自らの思い上がり、傲慢というものかも知れません。

そして、あらゆる否定の中でも最大の否定と言えるものが、私達の心の奥深くに眠る、自己否定という大蛇(おろち)です。
神・創造主としての本当の自分を否定し、自分というものを、小さき者・価値の無い者として貶めるという、自己否定というこの大蛇は、仕組みとして、私達一人一人の心の奥深くに仕掛けられています。

心理学的な表現を使えば、私達の潜在意識の中には、自己否定、自己嫌悪、自己懐疑、自己攻撃、自己憐憫、罪悪感、無価値感というような、幻想とも言える概念がたくさん蓄積されています。
私達は皆、多かれ少なかれ、自己否定という中毒にかかっています。

自分の存在そのものを、小さき者、価値の無い者として否定し、神の分霊(わけみたま)である我が魂が創造した自分の現実を、苦しい・いやだと否定して、あたかも自分が人生の被害者であるかのように感じています。

自己の内面を癒し、心の奥深くに閉じ込めた自らの本当の光・輝きを解き放つ事こそが求められており、それは言わば、心の岩戸開きと言ってもいいかも知れません。
自分の中にある心の岩戸を開いて、自分の中にある中心の光・天照大御神を岩戸の外に解き放つということです。

心の岩戸開きは、言わば、魂の出産とでも呼べるものなので、長い年月と、大変な陣痛(神通)を伴います。
一朝一夕に出来る事ではなく、苦労に苦労を重ねた末にようやく辿り着けるものなので、あらゆる否定を無くする、という事を常に心がけて、産道を歩んで行く事が大切になります。

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