竜宮音秘の調べ・神響き、天岩戸開きの祝いの神楽歌

竜宮音秘(大和富士)ブログ|BLOG

真(まこと)のみを映す鏡

  • 2010年11月22日 20:32
  • Posted by Yamatofuji

自分が見ている現実世界とは、自分の意識が投影された世界であり、自分の心の内側の世界、言わば、インナーワールドです。
ですから、自分と世界は別れている訳ではなく、空間は全て一つです。

多くの人は、自分という者が居て、自分以外の世界があり、それを現実世界だと認識しているかも知れません。
何か確かな客観的世界というものが存在していると考えているかも知れません。
しかし、自分が見ている現実世界とは、全て自分の内側の世界なので、自分の意識が100%投影された世界を見ている訳なのです。

そして、この現実世界というスクリーンは、自分自身の意識を、ものの見事に映し出して見せてくれます。
現実世界とは、真(まこと)のみを映す鏡だと言えるかも知れません。

自分が見ている現実世界とは、自分の内側の世界なので、本当は誰も居る訳ではなく、自分だけしかいない、我一人のみの世界だと言ってもよいかも知れません。
ですから、誰かに腹を立てたりするというのは、自分自身に対して腹を立てているのと同じ事になります。
そして、それはすぐ自分に跳ね返って来ます。

それとは反対に、誰かに対して、褒め称えたり、感謝したり、ありがとうと言ったりすると、それは、自分自身に対してしているのと同じ事なので、すぐ自分自身に跳ね返って来ます。
自分と空間は一つなので、自分が空間に対してしている事が、そのまま自分に跳ね返って来るという訳なのです。

ですから、もし言葉を語るのであれば、良き言葉、豊かな言葉、夢のある言葉を発する事が大切であり、意味の無い言葉、空間が荒ぶれる言葉を吐いたりしない事が大切になります。
自分自身の意識をそのまま投影して見せてくれますので、嬉しい、ありがたい、面白い、美しい、という意識で世界を見ると、世界もそのような世界を見せてくれますし、反対に、苦しい、つまらない、価値が無い、美しくない、という意識で世界を見ると、本当に、自分が思っているまま、感じているままの世界を映し出して見せてくれます。

空間を称える、という気持ちが大切であり、自分自身の心が映し出された空間を称える気持ちが、自分自身に必ず返って来ます。
この現実世界とは、まさに、真(まこと)のみを映す鏡だと言えそうです。

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