竜宮音秘の調べ・神響き、天岩戸開きの祝いの神楽歌

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聖徳太子、「十七条憲法」、「和を以って貴しと為す」

  • 2011年4月 4日 19:07
  • Posted by Yamatofuji

昨日の4月3日は、「十七条憲法」制定の日だと言われています。
「日本書記」・「先代旧事本紀」によると、604年4月3日、聖徳太子により、「十七条憲法」が制定されたとの事です。

「十七条憲法」と言えば、有名な、第一条の「和を以って貴しと為す」という言葉をすぐ思い出します。
日出る神国、大和の国・日本の最初の憲法である、「十七条憲法」の第一条が、「和を以って貴しと為す」という言葉で始まっている事が、私にはとてもうれしく感じられます。

私達日本人の事を、大いなる和「大和」という言葉を使って、「大和心」・「大和魂」・「大和の国」というように表現しますが、大和民族の最初の憲法の書き出しとしては、これ以上ないくらいに、見事な表現だと感じます。

聖徳太子こと、厩戸皇子については、謎が多くてベールに包まれており、なかなか実態が掴みにくいかも知れませんが、それはともかく、私達日本人の遺伝子の中に、聖徳太子という、ある意味においては、我が国を代表するような聖人がイメージとして存在している事が、とても重要だと感じます。

一万円札の表紙が福沢諭吉に変わる前は、一万円札の表紙には聖徳太子が描かれていました。
私なども、一万円札に描かれた聖徳太子を見て、子供心にも、日本を代表する偉い聖人なのだというイメージを抱いていました。

厩戸皇子の人物像については、学者や研究者の間でも意見が分かれるところであり、真相は誰にも分からないかも知れませんが、それよりも、普通の日本人の心の中に、聖徳太子という、我が国を代表するような聖人のイメージが形成されている事のほうが、とても大切だと思います。

聖徳太子が、遣隋使をとおして隋の煬帝に送った有名な手紙、「日出る処の天子、書を日没する処の天子に致す、恙(つつが)なきや」という言葉も、日出る国・日本の面目躍如たる言葉のように感じます。

聖徳太子という、これ以上考えられないような貴い称号も、後世の人々が付けた称号だと言われていますが、それだけ、日本人の心の中に、偉大な聖人のイメージが形成され、千数百年経った今も、私達日本人の遺伝子の中に、深く根付いているのだと思います。

これから日本が迎える大変化の時代の中で、私達日本人一人一人が、「大和心」・「大和魂」を花開かせて、真の「大和の国」の国創りを実現させた時、日出る神国・日本が花開き、聖徳太子の願いが成就する事になります。

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