竜宮音秘(大和富士)ブログ|BLOG
皇室行事・歌会始のお題「立」と、日本三霊山・立山、国常立大神
- 2013年1月18日 18:02
- Posted by Yamatofuji
皇室行事である歌会始の、今年のお題は、「立」でした。
「立」というお題は、まさに今年にピッタリな感じがします。
例え人間がやっているように見えても、私達人間は、自分の力では一呼吸すら出来ない存在であり、天に生かされている存在なので、全ての森羅万象の背後には、全て、天の意図・図りが入っています。
今年の歌会始のお題「立」は、まさに天が決めたお題と言っても良いかも知れません。
今年は、20年毎に行われる、伊勢神宮の式年遷宮に加えて、出雲大社においても、60年ぶりとなる平成の大遷宮が行われる年であり、日本にとって、節目の年を迎えます。
伊勢神宮は、表の神界の表の働きであり、出雲大社は、表の神界の裏の働きになります。
表の神界の表と裏において、ともに、最も重要な神事が行われる今年2013年(平成25年)は、神界における新たな開きの年でもあります。
そして、神界の新たな開きに関わってくるのが、日本三霊山・立山になります。
秋篠宮様が、歌会始において、立山の事をお詠みになられています。
「立山にて姿を見たる雷鳥の穏やかな様に心和めり」
これも偶然ではなく、その背後には、天の意図・図りが入っています。
日本の象徴・霊峰富士と、立山、白山は、日本三霊山と呼ばれます。
霊峰富士は、太平洋側にあり、立山と白山は、日本海側にあり、富山県と石川県で、隣合っています。
以前、「日本三霊山(富士山・立山・白山)」というタイトルで書いた事がありますが、立山は男性性を表し、白山は女性性を現し、霊峰富士は、男性性と女性性が統合された姿、二元性が統合された姿「大和(やまと)」を象徴しています。
立山は、姿も男性的な山容であり、立山を守る越中一ノ宮の雄山神社にも、男性を表す「雄」という文字が入っています。
そして、立山山頂の雄山神社・峰本社の御祭神も、伊邪那岐命(イザナギノミコト)と天手力雄命(アメノタジカラオノミコト)という、男性神です。
これに対して、お隣の加賀・白山は、なだらかで女性的な山容をしており、白山を守る加賀一宮の白山比咩(しらやまひめ)神社にも、女性を表す「比咩(ひめ)」という言葉が入っています。
そして、白山比咩神社の御祭神は、白山菊理媛(ハクサンククリヒメ)という女性神です。
今年から、裏日本と呼ばれている、日本海側の開きが本格化する時期に入っています。
それは即ち、日本三霊山の立山・白山の働きの本格化という事でもあります。
東洋の日出る神国、霊(ひ)ノ元・日本の象徴である霊峰富士と並んで、日本三霊山とされる立山と白山が、ともに中部地方の日本海側にあり、富山県(越中)と石川県(加賀)で隣合っているというのも、偶然ではありません。
富士山・立山・白山を結ぶレイラインによって、日本列島は中心からしっかりと支えられています。
これから、立山・白山の働きが本格化し、裏日本と呼ばれている日本海側の働きが本格化する時期を迎えます。
日本海側にある出雲大社において、60年ぶりとなる平成の大遷宮が今年行われる事とも関係しています。
イワト(平=一八十)成るフジ(二二)年、平成22年(2010年)、富士山開きの日の7月1日、第一回目の天岩戸開きにより、日本の象徴・霊峰富士の開きが行われました。
昨年、2012年(平成24年)、白山神界の開きが行われ、白山菊理媛の働きが本格化しました。
おそらく、今年2013年(平成25年)は、立山の開きが行われる事になるものと思います。
そして、「立」という言葉は、地球主宰神・国常立大神(クニトコタチノオオカミ)を連想させる言葉でもあります。
今年から、地球主宰神とされる国常立大神の働きが本格化する時期に入ります。
今年から、有史以来人類数千年の歴史のクライマックスに向けてのラストスパートの時期に入っています。
伊勢神宮の式年遷宮が今年の次に行われる2033年前後には、地球の新たな精神文明、花咲く都・黄金文明が日本から花開き、人類の黄金時代が幕開けする時を迎えます。
今年からの20年前後が、神国・日本の蘇りの時であり、私達日本人が、本来の役割を果たす時なのです。
私達日本人の遺伝子が目覚め、蘇り、花開く時なのです。
地球が新たに生まれ変わろうとする21世紀の今この時、東洋の日出る神国、霊(ひ)ノ元・日本に生まれて来た本当の目的を想い出し、自らの「立」ち位置を再確認するとともに、日本三霊山・立山と、地球主宰神とされる国常立大神にも想いを馳せてみると良いかも知れません。
今年2013年、平成25年の皇室行事・歌会始のお題「立」は、色々な意味で奥が深い、天からの「お題」であるような感じがします。
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