竜宮音秘の調べ・神響き、天岩戸開きの祝いの神楽歌

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「十」とは、神を表す数字ー火の働き(男性原理)と水の働き(女性原理)

  • 2013年10月10日 19:01
  • Posted by Yamatofuji

 本日は、十月十日です。
 「十」とは、神を表す数字でもありますので、十月十日は、神が重なる目出度き日とも言えます。

 神とは、「火水(カミ)」とも言い、火の働きと水の働きで表されます。
 火の働きとは、男性原理であり、縦方向の線「|」で表されます。
 水の働きとは、女性原理であり、横方向の線「―」で表されます。

 男性原理である火の働き「|」と、女性原理である水の働き「―」を合わせた「十」は、「火水(カミ)」を表し、神を表す数字でもあります。

 火の働きである男性原理は、「力」という言葉で表す事が出来ます。
 水の働きである女性原理は、「愛」という言葉で表す事が出来ます。

 神の持つ本質的な働きは、「愛(女性原理)」と「力(男性原理)」という言葉で表す事が出来ます。
 「愛と力」こそが、神の持つ本質的な働きであり、それは、私達人間一人一人の中にもあります。

 神道的な表現を使えば、神の本質と同じ「神性」が、私達一人一人の中に内在しています。
 仏教的な表現を使えば、「仏性」であり、キリスト教的な表現を使えば、「キリスト意識」という事になるのかも知れません。

 自分自身の中にある、内なる「神性」、「愛と力」を想い出し、蘇らせ、花開かせて、それを顕現して生きる事が求められています。
 それが、魂の出産であり、魂の蘇りであり、神の蘇りでもあります。

 神の蘇りとは、「愛と力」の蘇りであり、それを顕現して「神人」のようになった人の姿を、古事記においては「神武天皇」という言葉で象徴しています。

 また、「十」とは、イエス・キリストが架けられた「十字架」とも関係があります。

 内なる「神性」、「愛と力」の蘇りとは、キリスト教的な表現を使えば、自分自身の内なる「キリスト意識」の蘇りという事になります。

 私達一人一人の中に内在する、「内なるキリストが復活する事」を意味します。

 内なる「神性」である「愛と力」の蘇りとは、内なる「キリスト意識」の蘇りであり、神の蘇りを意味します。
 神の蘇りとは、「神の復活」という事でもあります。

 そして、「神の復活」は、「キリストの復活」として、型で出されています。

 伊勢神宮の次の式年遷宮が行われる2033年前後の、西暦2030年代の何れかの時期に、東洋の日出る神国、霊(ひ)ノ元・日本において、私達は、「イエス・キリストの復活」を目の当たりにする事になるでしょう。

 「神の復活」の型示しとして出された、「キリストの復活」を目撃する事になるでしょう。

 そして、イエス・キリストとは、二千年前に実在した、ある特定の人物だけを指すのではなく、私達一人一人が、イエス・キリストでもあるという事を、想い出す事になるでしょう。

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