竜宮音秘の調べ・神響き、天岩戸開きの祝いの神楽歌

竜宮音秘(大和富士)ブログ|BLOG

日本の神社の構造は、モーゼが作った「会見の幕屋」と同じ

  • 2015年6月 9日 22:12
  • Posted by Yamatofuji

 神道のルーツは、古代ユダヤ教です。
 それは、神社の構造や、使われ方にも表されています。
 モーゼは、神からの指示に従って、神と会見する為の「会見の幕屋」を作りましたが、「会見の幕屋」は、ユダヤの礼拝所の基本スタイルとなりました。

 そして、ソロモン王は、「会見の幕屋」をモデルとして、豪華なエルサレム神殿を建設し、その中に古代ユダヤの秘宝「契約の箱」を安置しました。
 日本の神社の構造は、モーゼが作った「会見の幕屋」とそっくりです。

 日本の神社も、「会見の幕屋」も、入口にはそれぞれ、鳥居や門があり、中に入ると、手水舎や洗盤があり、その奥に神殿があるという同一の構造になっています。
 そして神殿は、日本の神社では「拝殿」と「本殿」の二つに分かれていますが、「会見の幕屋」も、「聖所」と「至聖書」の二つに分かれています。
 一般の人々が入れるのは「拝殿」の手前や「聖所」の手前までです。

 日本の神社では、「拝殿」の中には基本的に入ることは出来ず、神職のみが入れる場所であり、ましてや「本殿」には神職であっても特別な場合しか入ることは出来ません。
 イスラエルの場合も、「聖所」には祭司しか入ることは出来ず、奥の「至聖所」には大祭司が年に一度だけ入ることが許されていました。

 また、日本の神社の神職が着ている白い浄衣の両袖には、端に房(糸を複数垂らした飾り)が付いていますが、三千年以上前から続く古代ユダヤ教の習慣でも、祭司(ラビ)は房を付けていたようです。
 日本の神社の構造や使われ方、あるいは神職の服装などにも、神道のルーツが古代ユダヤ教であることが、表されています。

 おそらくは、「イスラエルの失われた十支族」や、南ユダ王国のユダ族の人たちによって、神道が形成されていったのだと思います。
 その過程では、日本の先住民である縄文人が持っていたアニミズム、即ち、自然崇拝や精霊崇拝の思想を取り入れ、融合させながら、八百万神(やおよろずのかみ)を戴く神道という多神教が形成されていったのだと考えられます。

 ユダヤ教というのは、ヤーウェを唯一絶対の神とする一神教ですが、一神教である古代ユダヤ教がベースとなって、八百万神(やおよろずのかみ)を戴く神道という多神教が形成されていったことは、驚嘆すべきことであり、これは、私たち日本人が持つ、大いなる和の心「大和心」が形成される上においても、深く関係しています。

 ヤーウェを唯一絶対神とする一神教である古代ユダヤ教は、古代ユダヤ民族にとっての「ユートピア」を意味する「東方の日出る国」日本において、八百万神(やおよろずのかみ)を戴く多神教である神道という形になって花開いたのです。


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