竜宮音秘の調べ・神響き、天岩戸開きの祝いの神楽歌

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プラス思考・プラス発想には限界がある――プラス思考を超える

  • 2015年10月 2日 18:20
  • Posted by Yamatofuji

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 よく、プラス思考せよ、とか、プラス発想せよ、という言葉を耳にします。
 しかし、プラス思考やプラス発想には、限界があります。

 プラス思考やプラス発想というのは、マイナス思考やマイナス発想という概念とセットになった考え方です。

 何かをプラスと捉える考え方が、そうでないものをマイナスと捉えるのです。
 何かをプラスと捉える認識は、そうでないものをマイナスと捉える認識とセットになっています。

 うまくいく・うまくいかない、と捉える心が、プラス・マイナスという認識を創り出しているのです。

 しかし、大宇宙の森羅万象の全ては、本来無事象であり、意味がなく、中立です。

 プラスとかマイナスというのは、あくまでも、自分自身の認識でしかありません。

 プラス・マイナスという認識は、あくまでも、自分の認識でしかなく、自分が勝手に、ある事柄をプラスと呼び、ある事柄をマイナスと呼んでいるだけのことだからです。

 幸・不幸、運・不運という概念もそうです。

 昨日、『不幸というものがある訳ではなく、それを幸福と思えない心がそこに残っただけ』の中にも書きましたが、本来、不幸というものがある訳ではなく、それを幸福と思えない心が、そこに残っただけなのです。

 プラス・マイナス、幸・不幸、運・不運、これらは全て、自分の認識でしかありません。
 自分が勝手に付けた意味付けでしかありません。

 そのような意味付けの旅、認識の旅から卒業していくことが大切だと思います。

 マイナスをプラスに転じようと無理に頑張らなくても、元々自分が勝手にある事柄をマイナスと捉えて大騒ぎしていただけのことなのです。

 プラス思考やプラス発想には、限界があります。
 プラス思考を超えていくことが大切だと思います。

 プラスやマイナスというのは、自分が付けていた意味付けでしかないということに、気付いていくことが大切になります。

 心を無地透明にして、プラス・マイナスという認識を超えていくことが、心の成長であり、意識の福化、意識の拡張であり、挑戦でもあると言えるかも知れません。

 以前書いた『プラス思考を超える』もご参照下さい。


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