竜宮音秘の調べ・神響き、天岩戸開きの祝いの神楽歌

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宇宙的な観点の中では、善悪は存在していない

  • 2016年8月 3日 18:04
  • Posted by Yamatofuji

拙書『根本創造主(大宇宙意識)という唯一の実在』より
★宇宙的な観点の中では、善悪は存在していない

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 物事は、どのような観点に立って見るのかによって、見え方が変わってきます。

 私たち人間サイドの視点に立てば、して良いことと悪いことがあり、守るべき法律や、従うべきルールというものがありますので、しても良いことと、してはいけないことがあります。
 従って、善悪というものは、歴然と存在しています。

 ところが、宇宙的な観点に立って見た時には、善悪というものは、存在していません。
 何故なら、宇宙的な観点に立った時、本当に実在しているのは、根本創造主(大宇宙意識)のみであり、大宇宙の森羅万象の全ては、大宇宙意識が光で織り成す壮大なゲーム・遊びであり、全ては、「大宇宙意識の戯れ(リーラ)」にしか過ぎないからです。

 大宇宙の森羅万象の全ては、バーチャルリアリティー(仮想現実)の幻であり、一切が無の世界であり、全ては、全知全能の光が織り成す紋様にしか過ぎないからです。

 唯一にして絶対、至高の存在であり、全知全能の存在である、大宇宙意識の目から見れば、大宇宙の森羅万象の全ては、自らが持つ「無限」の「想像力=創造力(そうぞうりょく)」を体験して味わう為の、バーチャルリアリティー(仮想現実)のゲームなのであり、「一切無、一切幻」の世界であり、全てが全知全能の光の中にある紋様にしか過ぎないので、善悪というものは、存在していないのです。

 戦争や殺人、様々な悲劇・不幸・悪・矛盾・間違いと思えるような出来事に対して、「神も仏もあるものか・・・」というような表現が使われることがあります。
 確かに、私たち人間サイドの視点から見れば、「神も仏もあるものか・・・」と表現したくなるような、様々な悪・悲劇・不幸・矛盾・間違いと思えるものが、この世界には存在します。

 もしも、神や仏が存在しているのなら、何故この世界に、様々な悪・悲劇・不幸・矛盾・間違いと思えるものが存在しているのか、という真の理由は、宇宙的な観点に立たない限りは、理解出来ないと思います。

 私たち人間が、神や仏という概念に対して抱くイメージを遥かに超えた、もっとスーパーな存在が、大宇宙の根本主体である、大宇宙意識なのです。

 唯一にして絶対、至高の存在であり、全知全能の存在である大宇宙意識とは、「無限」の「想像力=創造力(そうぞうりょく)」を持った「純粋意識」なのです。
 大宇宙意識が唯一行っているのは、「想像=創造(そうぞう)」という仕事であり、未来永劫、永遠に変わることのない、究極的な絶対的な孤独の中で、ありとあらゆるものを「想像=創造(そうぞう)」し続け、ありとあらゆる全てのものを、物理的大宇宙に生み出し続けることなのです。

 全知全能の大宇宙意識が、自らが持つ「無限」の「想像力=創造力(そうぞうりょく)」によって、ありとあらゆる全てのものを生み出していること、それこそが、大宇宙の豊かさということでもあるのです。

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拙書『根本創造主(大宇宙意識)という唯一の実在』より



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