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今ここに生きる事が、常なるテーマであり、真のリアリストとして現実を生きることが大切

  • 2016年10月12日 16:08
  • Posted by Yamatofuji

拙書『魂の夢、光り輝く魂』より
★今ここに生きる事が、常なるテーマ

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 今ここに生きる事が、常なるテーマです。

 過去でも未来でもなく、あるいは、過去世や未来世でもなく、あの世や霊的世界でもなく、今ここに生きるという事が、常なるテーマなのです。

 もう過ぎ去ってしまった過去を悔んでみたり、まだ来ていない未来を心配したり、現実世界とは違う世界に意識を向けてばかりいても、仕方がありません。

 私達には、今日という日一日をいかに生きるべきか、さらに言うならば、今この瞬間をいかに生きるべきか、という事しか与えられていないのです。
 今ここに生きる事しか、与えられていないのです。

 どんな人間も、遅かれ早かれ、必ず肉体の死というものを、迎えます。
 どんな人であっても、いつかは必ず、目が覚めない朝を迎えるのです。
 私達は、大宇宙に生かされている存在であり、自分の力だけでは、一呼吸すら出来ない存在なので、明日の朝必ず自分が目を覚まし、生きていると断言出来る人は、地上に一人もいないのです。

 ですから、明日の朝、自分が目を覚まし、生きていられるのかどうかは、本当のところは、よく分からないとも言えます。
 明日の事を心配してみたところで、明日という日は、今、私達には与えられていないのです。

 私達に今与えられているのは、今日という日一日だけなのです。
 今日という日一日を、いかに精一杯生きるかが大切な事であり、さらに言うならば、今この時、今この瞬間をいかに生きるべきか、今この瞬間をどのように創造して生きるのか、という事が常に問われているのです。

 真のリアリストとして、現実を生きる事が大切になります。
 真のリアリストとして、今ここに生きる事が、常に大切な事なのです。

 本源の我であり、真我である我が魂は、大宇宙意識の分霊(わけみたま)であり、永遠不滅の存在です。
 しかし、大宇宙意識の分霊として、自らが「想像=創造(そうぞう)」した世界を、体験する為に、肉体の衣を纏(まと)って、今ここに存在していますので、体験する事が全てです。

 本源の我である我が魂は、自らの「想像=創造(そうぞう)」を体験し、味わう為に、肉体の衣を纏(まと)って、今ここに存在しています。
 永遠不滅の存在である魂にとっては、体験こそが喜びであり、肉体が死を迎えた後に、永遠に続く旅へと持って帰れる「おみやげ」なのです。

 私達が、肉体の衣を纏(まと)って、今ここに存在しているのは、本源の我である魂が「想像=創造(そうぞう)」した世界を、体験し、味わう為なので、自分自身の現実というものを、きちんと体験し、味わう事が大切になります。

 真のリアリストとして、現実をしっかりと生きる事が大切なのです。
 今日という日一日を、精一杯生きる事、さらに言うならば、今この瞬間を、精一杯生きる事が大切になります。
 今目の前にある現実というものを、きちんと生きる事が求められています。

 過ぎ去った過去を悔んだり、まだ来ていない未来を心配して、思い煩うのではなく、今この瞬間を、どのように創造していくのかが、常に求められている事なのです。
 生きるとは創造する事であり、今ここから、いかなる創造をしていくのか、という事の連続であるとも言えます。

 もう過ぎ去った過去やまだ来ていない未来に意識を向け過ぎないだけではなく、過去世や未来世と呼ばれるもの、あの世や霊的世界と呼ばれる世界の事にも、意識を向け過ぎない事が大切になります。

 あの世や霊的世界と呼ばれている世界も、所詮は相対世界の中のある領域のものであり、別に本質の世界でも、絶対の世界でもありません。

 大宇宙の本質の世界である絶対世界に唯一実在しているのは、唯一にして絶対、至高の存在であり、全知全能の存在である、根本創造主の純粋意識のみです。
 本書においては、それを大宇宙意識と呼んでいます。

 それ以外のものは、全て相対世界に属しており、周波数が違うだけなので、所詮は、幻の世界の中なのです。

 自分でも本当のところはよく分かっていない、過去世や未来世、あの世や霊的世界と呼ばれる世界の事などに意識を向け過ぎる事は、目の前の現実をしっかりと生きるという力を削いでしまいます。
 そのような事に意識を向け過ぎる事は、囚われとなり、迷いとなります。

 今ここに生きる事が、常なるテーマです。
 過去でも未来でもなく、過去世や未来世でもなく、あの世や霊的世界でもなく、真のリアリストとして、今ここに生きる事が大切なのです。
 
 今目の前にある現実というものを、しっかりと生きる事が大切であり、今ここに生きる事こそが、黄金の道なのです。

     ☆     ☆     ☆     ☆     ☆
拙書『魂の夢、光り輝く魂』より


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