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『君子は豹変す』(『易経』)という故事成語は、意識変革が求められる現代でも味わい深い言葉

  • 2016年11月21日 18:26
  • Posted by Yamatofuji

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 中国の故事成語に『君子は豹変す』(『易経』革卦)という言葉がありますが、ご存知の方も多いかと思います。

『君子は豹変す』という言葉は、現代では否定的な意味で使われる傾向もあるようですが、本来は、否定的な言葉ではないようです。

 参考までに、『故事ことわざ辞典』から、解説を引用しておきます。
君子は豹変すとは、徳の高い立派な人物は、過ちに気づけば即座にそれを改め正しい道に戻るものだということ。また、状況によって態度や考えを急に変えるものだというたとえ。

 英語では、次のような言葉で表現されています。
A wise man changes his mind, a fool never.
(賢者は考えを変えるが、愚者は決して変えない)

 あなたは、君子のように豹変することが出来ますか?
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『君子は豹変す』という言葉は、今から何千年も前に編纂されたとされる、『易経』の中にある中国の故事成語ですが、変化のスピードの速い現代においては、ますます味わい深い含蓄のある言葉として感じられます。

 何故なら、私たち人類の意識がさなぎから蝶へと飛躍的に進化していく流れの中においては、私たち一人ひとりに意識変革を促す風が吹いて来ており、私たちは好むと好まざるとに関わらず、大きく変わって行かざるを得ないからです。

 あなたは、意識変革に向けての心の準備が出来ていますか?
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 私自身は、決して君子でもなければ君子を目指していた訳でもないのですが、若い学生の頃から、『君子は豹変す』という言葉が何となく好きで、変わるべき時には変わろうということを、常に心掛けて生きて来ました。

 また、長い人生の中での様々な体験によって、変わらざるを得ない時には、否応なく意識変革を迫られるという体験も度々重ねて来ました。

 あなたにも、それと似たような経験があるかも知れませんね?
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 結局のところ、私たちは、好むと好まざるとに関わらず、変わって行かざるを得ないのです。

 そして、21世紀という現代に生きる私たちは、有史以来数千年の人類史において、かつて無かった程のスピードの速い大変化の中に生きていますので、好むと好まざるとに関わらず、大きくしかもスピーディーに変わって行かざるを得ないのです。

 私が何度も書いてきたように、人類の意識の進化と科学技術・テクノロジーの進化とは、深く密接に関係しています。

 宇宙的なマクロの視点から見れば、この21世紀において人類の意識が飛躍的に進化する流れの中にあるので、それに合わせて科学技術やテクノロジーも飛躍的に進化しているのです。

 科学の進歩による新たな発明や発見、新たなテクノロジーの開発などによって、私たちの意識は、否応なく変革を迫られていくことになるでしょう。

 例えば、身近な例で言えば、私たち人間が行っている仕事の内の数十%の仕事は、10年後位の近未来には、人工知能やロボットに取って代わられるということが予測されています。

 ですから、今自分が携わっている仕事自体が、10年後には全部ロボットや人工知能に取って代わられており、人間が行う仕事ではなくなっている可能性もあるということになります。

 そうなると、自分が今の仕事を続けられるということが当たり前でもなければ、自分が今携わっている職種や業種がこれからも世の中に存在するということすらも、当たり前でも何でもなくなる訳なのです。

 このようにして、私たちの意識というものは、科学技術・テクノロジーの進化や時代の変化の流れの中で、否応なく変革を迫られていくことになります。
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 ですから、大切なことは、柔軟な思考を持つように常に心掛けながら、意識変革への心の準備を常にしておくことなのです。

 そして、変わるべき時が来たら、心を開いて変化を受け入れ、君子のように豹変するのです!

 今、私たち人類の意識をさなぎから蝶へと飛躍的に進化させる為の、意識変革の大きなうねりの波が来ていますので、このような時代の流れの中にあって、自らが変わろうとしなければ、化石のように時代に取り残されていくことになるでしょう。

 私は、常に新しい未来に向けて開かれた意識を持ちながら生きていきたいと考えています。

 だから、『現代のネアンデルタール人』には、なりたくはありません。

 あなたは、『現代のネアンデルタール人』になることを望みますか?
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 この21世紀において、私たち人類の意識はさなぎから蝶へと飛躍的に進化して、新しい地球が誕生することになりますので、全てはその流れの中にあります。

 自然環境を始め、政治、経済、金融システム、科学技術・テクノロジー、宗教、世界観、医療、教育、常識、概念、ライフスタイルなど、あらゆる物事が、根本的に入れ替わろうとしています。

 この21世紀において、私たち人類は、天動説が地動説に変わるような、コペルニクス的大転回を経験することになるでしょう。

 とても楽しみですね!

 これから、意識変革を促す時代の風がますます強く吹いて来ることになりますから、意識変革への心の準備を常に心掛けて生きることが大切だと思います。

 そして、変わるべき時には、喜んで変わることが大切だと思います。

 私も、変わるべき時には、喜んで変わり、君子のように豹変したいと考えています。

 このブログを読んでくださっている読者の方たちは、おそらく君子の方が多いのではないかと思いますので、変わるべき時には意識を変えて、君子のように豹変することも必要かも知れませんね。

 君子は豹変するのです!


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