竜宮音秘の調べ・神響き、天岩戸開きの祝いの神楽歌

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猿田彦大神を中心として天宇受売の舞い踊り、天岩戸開きの舞い踊りが演じられるようになる

  • 2016年12月27日 13:49
  • Posted by Yamatofuji

250px-Tsubaki-shrine.jpg          猿田彦大神を祀る総本宮とされる椿大社

 今年2016年(平成28年)も残すところあと数日となりましたが、今年の干支は申(サル)でしたので、猿に関する話を一つしておきたいと思います。

 古事記などの日本の神話に、猿の名前が付いたある神様が登場しますが、それは何という神様でしょうか?
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 ご存知の方も多いかと思います。

 そうです、猿田彦大神(サルタヒコノオオカミ)です。

 猿田彦大神は、古事記において、天照大御神の孫に当たる天孫邇邇芸命(ニニギノミコト)の天孫降臨に際して、天孫邇邇芸命(ニニギノミコト)の道案内をした「導きの神」として知られています。

 その時、猿田彦大神と一緒にいたのが、天宇受売命(アメノウズメノミコト)です。

 天宇受売命(アメノウズメノミコト)は、天岩戸開きの場面で、舞い踊りを演じて、天照大御神が岩戸から出て来るように仕向ける、重要な役割を果たしていますね。
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 猿田彦大神を祀る総本宮とされているのは、三重県にある椿大社です。

 私も何度か訪れたことがありますが、静寂な環境の中にあり、良い御神気に包まれた神妙な雰囲気が漂っています。

 同じ三重県内には、伊勢神宮の内宮の近くにも猿田彦大神を祀る猿田彦神社があります。

 猿田彦神社の開放的な感じも悪くないのですが、私は、椿大社の少し奥まったような神妙な感じの趣が結構好きです。
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『古事記は、神界にそびえ立つ龍宮城』、こちらの記事の中でも書きましたが、古事記には、単に歴史書としての一面だけではなく、神界の仕組み・プログラムが隠されてあり、人が神として出産するための内的なプロセスが象徴的に描かれています。

 そして、『神々の名前(御神名)について』、こちらの記事の中でも書きましたが、神様の名前である御神名の最も本質的な第一義的な捉え方というのは、神界の中にある、神が持っているある働きについて付けられた名前なのです。

 ですから、猿田彦大神という御神名も、姿・形や名前を持ったある特定の神様が存在しているというのは、二義的な捉え方になります。

 猿田彦大神という御神名が持つ本質的な働きは、神界の入り口への導きの働きということであり、猿田彦大神は「導きの神」なのです。

 天孫降臨に際して、猿田彦大神と共に、天孫邇邇芸命(ニニギノミコト)の道案内をした天宇受売命(アメノウズメミコト)は、それをきっかけにして猿田彦大神に仕えて猿女君(サルメノキミ)になり、猿田彦大神の奥様になったとも伝えられていますが、それも意味のあることだと思います。

 何故なら、天宇受売命(アメノウズメノミコト)が舞い踊りを演じて、高天原が鳴りとどろくばかりに八百万神々をどっと笑わせたことで、天照大御神が天岩戸を少し開けることにつながったからです。

 神界の入り口への「導きの神」としての猿田彦大神の働きと、天宇受売命(アメノウズメノミコト)の働きとは、決して別々のものではないのです。
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 西暦2020年の東京オリンピックが終わった後、あと10年後位の西暦2020年代の半ば位から、神界における猿田彦大神の働きというものが、本格的に表に現れてくることになるでしょう。

 その時、猿田彦大神の働きを演ずる役割の日本人も登場し、その人物を中心にして、多くの人たちが、天宇受売(アメノウズメ)の舞い踊りとも言うべき、天岩戸開きの舞い踊りを演ずるようになるでしょう。

 新しい地球の誕生に向けて、私たち日本人の遺伝子の中に眠る大和心・大和魂を花開かせた有意の人々が、天岩戸開きの舞い踊りを演ずるようになるのです。

 そうやって、東洋の日出る神国、霊(ひ)ノ元・日本の天岩戸開きに向けた動きが本格化していくことになり、いずれ、神国・日本の天岩戸開きが実現する時を迎えるのです。

 東洋の日出る神国、霊(ひ)ノ元・日本の天岩戸開き、富士は晴れたり日本晴れが実現する時を迎えられるのは、本当に楽しみなことですね。

 


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